不定愁訴とアロマテラピー|リラクサロン

症状の原因がはっきりしないような症状

不定愁訴とアロマテラピー

今回は、不定愁訴とアロマテラピーについてのお話をします。

不定愁訴とは・・・ 全身の倦怠感や、頭痛、めまい、食欲不振、不眠など、自覚症状はあるけれど、 検査をしても異常が認められなかったり、 症状の原因がはっきりしないような症状を指します。
辛いという訴えが多いのと、症状もよく変わることから、 不定愁訴という名前にもなったそうです。

不定愁訴の中には、肉体的な辛さ、例えば肩のコリ、頭痛、腰痛、冷え、むくみ、などがあげられます。
更年期障害などの症状(のぼせ、倦怠感など)も、不定愁訴に含まれます。
閉経で女性ホルモンのバランスがくずれ、上記のような症状につながるようです。

不定愁訴の症状は、西洋医学的に見れば、自律神経の乱れとも置き換えられるそうです。
自律神経とは、交感神経と副交感神経の2つからなり、お互いが反対の力を出し合って、多くの体の器官の働きを調整しています。
それがストレスなどにより、バランスがくずれてしまい、身体に不調が出てくる・・・ つまり自律神経の乱れが生じるわけですね。

肉体的な辛さも、ストレスをはじめとしたココロへのアプローチにも、アロマテラピーは有効です。
ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどの“キャリアオイル”に精油を希釈したトリートメントオイルでボディトリートメントをすれば、精油のもつ有効成分が体内を巡って、皮膚からさらに中の組織にまで届き、さまざまな不定愁訴の原因に作用してくれます。

トリートメント時に身体から香ることでも、鼻から芳香成分が大脳に働きかけ、自律神経やホルモン分泌の伝達や働きを整えてくれます。
身体に直接塗布しなくても、 芳香浴で手軽に精油のもつ芳香成分を脳内に運ぶこともできますね。 (微量ですが、身体にも鼻粘膜から取り込まれます)


☆更年期に・・・クラリセージ、ゼラニウム、ローズ、カモミールローマンなど
☆明るい気分に・・・・ネロリ、オレンジスイートなど
☆むくみに・・・・・・ジュニパーベリー、サイプレスなど

トリートメントを受ける時、お部屋に香りをたいてみようと思う時、 その時どきに自分自身が求める香りが、自分に“求めている”香りともいえます。 精油の持つ薬理効果との相乗効果で、不定愁訴のモヤモヤした気分と身体をスッキリさせてもらえたら、アロマテラピーに携わる私たちとして嬉しいことはありません。

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